ポーラは5月28日、東京表参道で発表会を開き、最高峰ブランドB.Aを刷新することを明らかにした。ブランド誕生は1985年で、2025年9月1日発売の新B.Aは7代目の商品になる。商品特徴は「再生するような全域(顔全体に使用すること)ハリ肌を目指す」である。商品構成はローション、ミルク、クリームの三つ。現品の価格は、ローションとミルクが2万3100円、クリームが3万8500円である。


デザインコンセプトは「躍動の予兆」だ

新B.Aは共通配合成分として、ポーラオリジナル複合美容成分(保湿成分)「BAコアエキス」を新配合。また同じくオリジナルの「仙人穀ロスマ」「YACエキス」「EGクリアエキス」「SCリキッド」を配合。美容成分の「ペパーミント抽出液」も用いている。また、ミルクにはオリジナル成分「BPルミナエキス」、クリームにはオリジナル成分「白桜バークV」、美容成分「FPクリアエキス」を配合している。

ローション、ミルク、クリームを重ねた時の独自の心地よさを追求していることも、新B.Aの特徴である。ローションには浸透ハリベール、ミルクには輝きハリベール、クリームには自己再生ベールを搭載。それぞれの処方により、1品でもハリを追い求め、全域ハリを目指せる設計になっているが、3品を併用することで、B.Aらしいテクスチャーを存分に楽しめる。

ポーラは、この新B.Aと連動した、弾むようなハリ感、ツヤと透明感のある肌を目指すエステメニューを8月1日から提供する。施術においては、B.Aと共通の美容成分「BAコアエキス」と共通の香りである「フローラルウッディアコード」を採用。感性を研ぎ澄ませるような心地よさを追求した香りに包まれながら、新しく生まれ変わるB.Aの世界観をいち早く体験できる。


エステはトータルビューティー事業の主要な武器。商品発売前の提供開始は話題になりそうだ

また、ポーラ独自の新手技「RLムーヴ ハンドメソッド」も採用。肌深部の腱組織にアプローチする手技で、フェイスライン・頬・口角を、ぐっと引き上げる。首・肩にアプローチする手技も進化し、気分さえも上向くような体験を提供する。価格は約70分、通常1回1万5950円から。★

月刊『国際商業』2025年08月号掲載