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OEM事業は液体製品の受注が加速

――2024年を振り返るとどのような状況でしたか。

新井 コロナ後の化粧品OEM・ODM市場は順調に回復しつつあります。特にECを主な販路とする新興メーカーやファブレス企業の台頭により、国内需要は増加傾向にあると感じています。実際、新たなお客さまからの当社への問い合わせも増えています。当社はもともとエアゾール企業4社が統合し、それぞれの強みを生かした生産体制を築いてきました。人体用品、家庭用品、塗料、工業・自動車用品など幅広い製品カテゴリーをカバーすることで、コロナ下にあっても、各カテゴリーの需要の浮き沈みをお互いにカバーしながら、エア・ウォーター・リアライズ全体として売り上げを伸ばしてきました。ですが、24年はエアゾール製品の巣ごもり需要の収束や、当社の主力製品のひとつであるUVカットスプレーのグローバル市場での在庫調整など、厳しい状況が重なりました。その一方で化粧品では液体製品の受注増加もありました。

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