コティは、2025年1月28日、日本のダイレクトビジネスモデルへの拡大を発表した。
フレグランス、カラーコスメ、スキンケア、ボディケアなどアイコニックなブランドを揃える世界最大級のビューティーカンパニーである同社は、今後、日本での製品の輸入、販売、マーケティング事業を、コティが新たに展開することを決定。2025 年7月1日より、コティの代表的な製品とコレクションである、Burberry(バーバリー)、Calvin Klein(カルバンクライン)、Chloe(クロエ)、Gucci (グッチ)などはコティによる直接輸入、流通、販売に移行。急成長する日本市場のダイナミックな消費者トレンドにさらに機敏にかつ長期的に対応できる体制が整う。このビジネス変革により、コティは常に変化する顧客ニーズに応え、日本全国規模で流通ネットワークを拡大できるようになる。
これに伴い、コティグループの日本法人であるコティジャパンは、日本における同社プレステージ部門ライセンスフレグランス製品の輸入販売に関するブルーベル・ジャパンとの契約を、25 年6月30日をもって終了し、以降はコティジャパンがダイレクトビジネスを展開する。
コティ プレステージ部門チーフコマーシャルオフィサー キャロライン・アンドレオッティ氏は「日本は高い品質と革新性を重要視する市場であると知られており、この特質はコティの象徴的なブランドの多様なポートフォリオと完全に一致しています。この重要な市場において、コティが持つダイレクトビジネスモデルを拡大することで、当社のブランドの存在感を強化し、顧客とのつながりを深め、コティのポートフォリオを日本全国に拡大することを目指しています」とコメント。
コティジャパン 職務執行者社長 山盛省作氏は「この戦略的な動きは、日本市場の可能性に対する当社の献身と信念の現れです。コティジャパンにとってのこの重要な次のステップに進むにあたり、当社の成長の旅における貴重なパートナーシップを築いてくださった ブルーベル・ジャパンに心から感謝いたします。私たちは、プレステージとコンシューマービューティーの両部門にて、よりエキサイティングなブランドや商品、体験を導入し、さまざまな消費者へお届けすることを楽しみにしています」とコメントした。