アルマードの2025年3月期第2四半期決算は、売上高が8.7%増の40億7400万円で増収となったものの、営業利益が1億5700万円、経常利益1億5900万円、中間純利益が1億1100万円のそれぞれ欠損となった。
卵殻膜商品の更なる認知度向上を狙った広告運用強化等により、直販(EC)は新規顧客獲得において過去最高数を更新し、定期会員数も前期比で大幅に増加したことで増収。また、外販(一般流通)では、チェルラー商品の導入店舗数が大幅に拡大したことにより売上高は増加した。一方、外販(OEM販売)では、OEM先への出荷数量が見込み通り前期より少量となったため減収だった。TV通販においても、節約志向の流れを受け一部大型番組が予算未達に終わったことで売上高は減少した。営業利益については、直販(EC)での新規顧客獲得数の増加に伴う多額の広告宣伝費が発生したことで、赤字となった。
チャネル別の売上高は、TV通販が13.8%減の4億8700万円、外販(一般流通)が27.9%増の2億3400万円、外販(OEM販売)が32.7%減の6億1800万円、直販(EC)が31.4%増の27億3600万円となった。

25年3月期通期業績予想は、売上高が20.7%増の91億円、営業利益が3.1%増の9億9000万円、経常利益が2.0%増の9億8200万円、当期純利益は2.5%減の6億7800万円と当初の予想を据え置いた。