アルマードの2024年3月期第2四半期決算は、売上高が18.9%増の37億4600万円、営業利益が2億2200万円(前年同期は1億3000万円の損失)、経常利益が2億2300万円(前年同期は1億3000万円の損失)、四半期純利益は1億5300万円(前年同期は9100万円の損失)と、増収増益だった。

今期は卵殻膜美容液の更なる認知度向上を狙った新たなテレビCMを放映したが、直販(EC)の新規顧客獲得数については、前年同期比で減少した。しかし、前年の定期顧客基盤の拡大及び定期継続率の上昇が奏功し、売上高は前年同期比で増加した。また、外販(OEM販売)においても、出荷が前年同期比で好調に推移した。他方、TV通販においては放映時期の後ズレや放映の曜日、時間帯等の影響を受け、前年同期を下回った。販売費及び一般管理費については、顧客獲得時の広告宣伝費が抑制されたことで、売上高の増加率に比して販売費及び一般管理費の増加率は緩やかに推移した。

TV通販の売上高は8.9%減の5億6400万円、外販(一般流通)は3.8%増の1億8300万円、外販(OEM販売)は29.5%増の9億1700万円、直販(EC)は26.5%増の20億8100万円となった。

24年3月期の通期業績予想は、売上高が19.5%増の78億円、営業利益は15.4%増の9億6000万円、経常利益は13.6%増の9億5000万円、当期純利益は10.4%増の6億4600万円と当初予想を据え置いた。