2021年第2四半期業績は、売上高は前年同期比4.5%増の4247億7800万円、営業利益は27.0%増の63億9600万円、経常利益は23.2%増の66億5900万円、親会社に帰属する四半期純利益は17.5%増の45億3600万円と増収大幅増益だった。

インバウンド縮小や外出自粛による化粧品の伸び鈍化はあったものの、マスクなど衛生商材がカバーしたことなどもあり増収を確保。利益面は売り上げの伸びが4.5%だったのに対し、販管費の伸びが1.6%にとどまったことにより大幅な増益となった。

業態別売り上げは、ドラッグストアが7.7%増の2133億6600万円、ホームセンターは3.2%増の680億2800万円、スーパーマーケットは8.4%増の537億6000万円、ディスカウントストアが1.7%減の299億4100万円、GMSが2.1%減の209億6200万円、百貨店やネット事業者、越境ビジネスを含むその他が5.3%減の387億1800万円だった。

カテゴリー別では、ヘルス&ビューティーが3.6%増の1310億700万円、ハウスホールドが8.3%増の629億8400万円、ホームケアが12.8%増の455億7400万円、紙製品が0.7%減の786億7700万円、家庭用品が5.5%増の291億1600万円、ペット・その他が4.0%増の774億1800万円となった。

通期業績は前回予想を上方修正。売上高は2.2%増の8140億円、営業利益は15.8%増の108億円、経常利益は11.6%増の113億円、親会社に帰属する当期純利益は7.1%増の77億円の増収増益を見込む。