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スピード感のある能動的な動きを創出

資生堂ジャパンの肝いり施策「チェインストアキャンプ」がスタートした。化粧品専門店の中でも2024年度のリード店経営者と販売責任者を招いて、2030年のお店のあるべき姿からバックキャスティング思考で成長戦略を考えるというもの。資生堂側は支社長、支店長、営業担当が参加。24年4月と5月、全国九つのエリアで行った製販の議論をもとに、半期ごとの商談で具体策を立案し、実行する。資生堂の狙いは、化粧品専門店チャネルの多くを占めるリード店の経営革新を促すこと。そして資生堂への要求水準が高まった経営者、販売責任者が満足する営業提案を行えるよう、自社の組織と社員の進化を加速させることにある。製販それぞれの行動変容を長期視点で行う「チェインストアキャンプ」は、化粧品専門店チャネルの今後を占う試金石になりそうだ。資生堂ジャパン プレステージブランド事業本部専門店営業本部専門店部企画推進グループの栗原和輝氏は、次のように意気込みを語る。

「現代社会は変化が激しく、少し先の将来も読みにくい。お店さまの強みを明確にして戦略を練らなければ、目先の変化に惑わされ、成長の機会を失う恐れがあります。ですから、バックキャスティング思考でブレない戦略を考え、製販一体で実行することで、お店さまの未来を切り拓こうと考えたのです」

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