操作性や機能性を強化し店頭活動を進化

資生堂は2020年11月から新しい店頭情報システム「S-CORE」を導入する。同社は20年に入ってから店頭支援策を矢継ぎ早に打ち出している。「S-CORE」もその一つで、お客一人ひとりのニーズに合わせたパーソナルな提案を行い、店舗と顧客のさらなるリレーション強化を進めるのが狙いだ。導入チャネルは百貨店、GMS、化粧品専門店で、合計4700店程度になる見込み。そのうち化粧品専門店は約3500店の導入を見込んでいる。資生堂が10月13日に行ったメディア向け説明会で、資生堂ジャパン プレステージブランド事業本部専門店・エリア営業本部の初鹿英志専門店部部長は、次のように意気込みを語った。

資生堂ジャパン プレステージブランド事業本部専門店・エリア営業本部 初鹿英志専門店部部長

「お客さまに対してよりパーソナルなカウンセリングや、蓄積されたデータに基づいたサービスに対する信頼を提供できる。そして専門店さまに対しては店頭活動の分析、それに基づくフィードバック、店頭活動のOJTなどをベースにスタッフさまの接客の実践力を高められるツールになると考えています。資生堂としても、活動実績がより精度高く蓄積されることで、よりきめ細かい提案活動や、ビューティーコンサルタントの接客の実践力を高める研修の提案も可能になる。専門店に来店されるお客さま、専門店さま、資生堂の三者の絆をより一層深めていきたい」

新しい店頭情報システムの開発では、シンプル、高品質、使いやすさを追求

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