ロート製薬がスキンケアを席巻

2023年の化粧品・日用品のセルフ市場は、アフターコロナの生活を鮮明に映し出した。同年5月にコロナが5類感染症に移行し、生活者の外出機会が増加。セルフ化粧品は八つのスキンケアカテゴリー(化粧水、乳液、栄養クリーム、美容液、フェイスマスク、日焼け止め、洗顔料、クレンジング)すべてで市場が拡大。そのうち栄養クリームとクレンジングを除く六つのカテゴリーで二桁成長を記録した。一方、マスクやハンドソープ、入浴剤などコロナ下に需要が高まったカテゴリーは軒並み市場が縮小した。

セルフ化粧品で特に強さを見せたのが化粧水、乳液、美容液、栄養クリームの四つのカテゴリーでトップに立ったロート製薬だ。化粧水と乳液はともに上位10社の中でロート製薬のみがシェアを拡大し、2位以下との差をさらに広げた。「肌ラボ」と「メラノCC」が引き続き好調で、幅広い世代から支持されている。発信力のある若年層からの評価も高い。近年の成分トレンドに乗り、「初めてのヒアルロン酸」「初めてのビタミンC」など、初めて成分を軸に商品を選ぶ人が手に取りやすい訴求のうまさも際立っている。さらに美容高感度層でハイブランドに加えて低価格ブランドを取り入れるトレンドもとらえた。

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