ウエラジャパンは、主力のカラー剤「イルミナカラー」導入店向けの招待制セミナー「イルミナカラーサミット2024」を5月14日に東京・大手町において開催した。コロナによる制限が解除されたものの、客数はコロナ前ほどには回復せず、限られた客数の中でお客の満足度を上げながら単価アップを叶える、新サービス展開が求められている。「イルミナカラーサミット2024」は、今、打ち出すべきサービスとは何か、技術・教育・消費者トレンドの観点から掘り下げるスペシャルイベントだ。

イベントでは、冒頭あいさつに立ったウエラジャパンの小室達明社長が登壇。ウエラの果たすべき役割を、革新的なサービスとユニークな製品を通じて美容業界の新しい価値提供に挑戦することと定めたうえで、「〝インスパイアスタイリスト、インスパイアビジネス〟をキーメッセージに掲げるウェラプロミスを通じ、スタイリストにインスピレーションを与えられる製品・サービスの開発、サロンに来店するお客を満足させる仕上がり、売り上げ・利益といったサロンビジネスへの貢献の三つをサロンとともに実現していく」と伝えた。

その後のウエラプレゼンテーションでは、最近の消費者トレンドを担当者が詳細に説明した。

続くイルミナカラーブランドプレゼンテーションでは、2024年の消費者トレンドや、サロン市場の動向、イルミナカラーの展開やデジタル戦略を紹介した。

また、新たに提案するサービス「ダブルイルミナカラー」成功サロンのプレゼンテーションとして、KENJE Group/kikiの滝川大地代表取締役、MAKE’Sの坂本拓也マネージャーと小野里樹トップスタイリストが登壇。3月に発売した新製品「イルミナライトニングシステム」をいち早くメニュー化し、ビジネス的な成功を収めた秘訣として、新メニュー「ダブルイルミナカラー」によりどのようなビジネスインパクトがあったのか、成功のヒント、各サロンの事例を紹介した

サロントークセッションでは、イルミナカラーをサロンにて展開し、成功しているエターナ/HRKの間嶋 崇裕氏、ALIVEの白土諒代表、hodosの山下 淳平代表といった若手オーナー・幹部3名がトークセッション形式で、イルミナカラーの魅力、サロン内でのスタッフ教育や技術、今のトレンドやお客のニーズなど、さまざまな角度から語り合った。

月刊『国際商業』2024年07月号掲載