小林製薬は、紅麹関連製品における腎疾患発症事例の第5報として死亡との因果関係が疑われる事例を新たに確認したことを明らかにした。

「新たに把握した事象のご報告」として3月27日に、遺族から亡くなった方が生前に紅麹コレステヘルプを服用していたとの連絡が2件あったことを明らかにした。

今回の公表により、死亡との因果関係が疑われる事例は4件となった。

現時点では、腎疾患が原因で亡くなったか否かを含め、事実および因果関係を確認している最中だが、速やかな情報開示の観点から公表に至った。

また、「大阪市保健所からの行政処分」として、小林製薬が使用中止と自主回収を呼び掛けている下記の製品について、食品衛生法に違反するとして、令和6年3月27日付で大阪市保健所より回収を命じる旨の行政処分を受けたことを明らかにした。
①紅麹コレステヘルプ(45粒15日分、90粒30日分、60粒20日分)
②ナイシヘルプ+コレステロール
③ナットウキナーゼさらさら粒GOLD