日本化粧品技術者会(SCCJ)は化粧品や関連産業の技術レベルの向上を目指すべく、2023年に「日本化粧品技術者会 学術大会」を新設し、その2年目となる「第2回 学術大会」のWebサイトを2024年3月5日に公開した。
同学術大会は国内最大級の化粧品技術の祭典であり、昨年の第1回大会では、のべ922名の参加者と44社の展示企業が集まり、97題の一般研究発表がなされた。
今回の第2回大会では、プログラムに学生向けイベントを追加し、2023年より会員枠を新設した学生会員へのアプローチを強化。これにより、新たな会員の参画を促し、化粧品産業における技術の多様性をより拡げることを目指す。
第2回 日本化粧品技術者会 学術大会 Webサイト
https://conference.wdc-jp.com/sccj/2024/
【大会概要】
開催日:2024年11月18日(月)~20日(水)
場所:
神戸国際会議場
〒650-0046 神戸市中央区港島中町6-9-1
大会テーマ:
NEW HORIZON in BEAUTY SCIENCE
多様な美に寄り添う化粧品技術への挑戦
プログラム:
一般研究発表(口頭・ポスター)、特別講演、基調講演、IFSCC国内報告会、企業展示、学生向けイベント、他
SCCJは、国内の化粧品に関わる研究者や技術者が集い、発表・講演や議論を交わすことで化粧品産業の発展を目指す学術団体。1947年からその前身となる技術者会が発足し、国際的な化粧品技術連盟であるIFSCC(国際化粧品技術者会連盟)にも1962年から加盟。1900名の会員(2024年1月1日時点)を擁し、学術大会、講演会、勉強会、学会誌の発行などの多面的な活動を通して化粧品産業の発展に寄与している。2023年6月から学生会員枠を新設するなど、化粧品産業における技術の多様性をより拡げることを目指して活動している。