社内に経営塾を設置し組織、社員を変える

――2020年1月の社長就任からの4年間、どのようにビジネスを強化してきましたか。

沖中 本質的な顧客視点での事業見直しを行いました。マスで大規模な広告を打って、新たな顧客へのアプローチをするよりも、既存の顧客をより大切にする構造に変えるべきだと考えたのです。今求めるべきは「『個客』原理主義」。私は、マスプロダクト、マスマーケティングの時代は、終わりを迎えると考えています。モノとサービスを組み合わせることによって、多様化する個客一人一人に寄り添い最高の個客体験を提供できないか、一人一人のヘルスケアデータに合わせたソリューションを提供できないか。そうしたイノベーションを実現するためのビジネスモデルの構造改革を4年かけて行ってきました。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン