チャレンジしなければ日本企業に成長はない

――2020年に小売業からmshに移って約4年。改めてメーカーの役割はどこにあると思われますか。

藤田 需要創造にあると思います。小売り企業さまは過去のデータを重視するので、当たり前ではありますが、過去に売れたもの、いま売れているものを大切にしている。だから先を見越して、どこに商機がありそうだとか、こういうものがあれば生活者のお役に立てると予測し、実行するのはメーカー側が率先してやるべき領域だな、と。需要創造に力を入れると、市場は活性化すると改めて感じているところです。

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