2023年12月期第3四半期業績は、売上高は前年同期比5.4%増の341億5000万円、営業利益39.7%減の34億1600万円、経常利益42.0%減の35億200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益42.3%減の24億8900万円となった。
売り上げは、ヘアケア用剤においてプレミアムブランド「オージュア」から発売した新製品インメトリィラインが引き続き好調に推移したこと、「グローバルミルボン」の窓口が米国を中心に拡大し、堅調に推移したことで伸長した。利益面においては、国内で投入したドライヤーの在庫評価損、原材料価格高止まりの影響で売上総利益が低下したことに加え、販管費では大型イベント・セミナー開催を積極的に行い販売促進費および市場開発費が増加したこと、国内外の出張が増加したことにより旅費交通費が増加するなど、活動再開に伴う費用が増加したことが利益を圧迫した。
品目別売上高は、ヘアケア用剤が8.2%増の199億3300万円、染毛剤が0.8%増の124億3100万円、パーマネントウェーブ用剤が1.2%減の10億8300万円、化粧品が7.7%増の4億2100万円だった。
地域別売り上げは、国内が3.1%増の258億2900万円、海外が13.3%増の83億2000万円だった。
24年12月期業績は、売上高1億8000万円、営業利益13億5000万円、経常利益12億1000万円、親会社株主に帰属する当期純利益9億4000万円、それぞれ下方修正。売上高5.7%増の478億2000万円、営業利益20.5%減の60億円、経常利益21.3%減の61億6000万円、当期純利益23.6%減の42億6000万円となる見通し。