本質的な欲求に向き合う香り選びを提案
古語で吟味を意味する〝えらむ〟。それをブランド名に冠した香水ブランド「ERAM」が2023年7月31日にデビューした。ポーラ・オルビスホールディングスの社内ベンチャープログラムから生まれたブランドで、3カ月の時をかけて、ゆっくり丁寧に香りに向き合いながら、自分の好みに合う香水を選ぶサブスクリプションが最大の特徴になっている。
「ERAM」の香水選びは、月単位の3ステップになっている。まずファーストステップ(1カ月目)は「好みの方向性を見つける」がテーマ。ウェブ上で六つの質問に答えると、好みに合いそうな香りが3種類、自宅に届く。各2ミリリットルのミニサイズのため、三つ合わせて1カ月強の使用量だという。セカンドステップ(2カ月目)のテーマは「好みの解像度を上げる」で、1カ月目に試した3種類について、好みを基準に順位をつける。それをマイページに入力すると、順位付けを参考に「ERAM」が選んだ、より好みに近い香り3種(各2ミリリットル)が自宅に届く。
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