生活者視点の開発を狙う稀有な組織づくり

香りで新しい価値を創造する。国内香料会社最大手の高砂香料工業は、受注先からの依頼に応えるリアクティブ型と、研究や調査から得た知見に基づいたプロアクティブ型の両軸の営業活動で、香りの価値を提案。日本に100社以上存在する香料会社の中で際立った存在感を示している。

その機能を発揮できるのは同社の組織形態にある。市場や生活者ニーズの変化は速い。その対応に追われる取引先を高次元でサポートするために高砂香料はフレグランスマーケティング・CIMR部を設置している。CIMRはConsumer Insights & Market Researchの略で、生活者のインサイトや市場の調査を担当。マーケティングと調査を同じ部門に配置し連携させることで、生活者や市場の実態を的確にとらえ、それをマーケティング施策に落とし込む役割を担う。

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