フィッツコーポレーションは、「ライジングウェーブ」のコンセプトを体現すべく、ブランドロゴをリニューアルするとともに、五つのモード(印象)で選ぶ新ラインアップのフレグランスを発売する。全国のロフト・ロフトネットストア・ハンズ・レイジブルー(アダストリア)・フィッツオンラインストアおよび各ECサイトでは、10月14日に先行販売となる。

時代や流行が変化し、香水に投影する価値観も変化。そこで目指したのは、男らしさや個性を主張する香りではなく、じぶんだけではなくまわりにも心地よい香り。その変化を再解釈し、ブランドコンセプトとブランドロゴを一新する。

「個人の中でもシーンなどに合わせた多様性が出てきていることに着目。素の自分を軸になりたいモードに合わせて香りをまとうことを提案したいと考えました」(フィッツコーポレーションプロダクトプランニングチーム仲井寿文氏)

香調は、特別な日じゃないけどいつもよりちょっといい自分へナチュラルにワンランクアップする「ナチュラル」、その場の空気を明るくするような親しみやすさをプラスし、ポワッと明るい印象へ導く「フランク」、固すぎず、崩しすぎない落ち着きある雰囲気をプラス物腰柔らかく魅惑的な印象を与える「スロー」、決めすぎないけど決まっているオリジナリティをプラスし洗練された個性的な印象にする「モード」、しっかりキメたいときにピシっとしまった清潔感をプラスし知的でスマートな印象を与える「スマート」の五つをそろえる。

ブランドコンセプトとして掲げる「香りに、新しい波を。」を体現していくために、ウェイトを軽くして、よりニュートラルな書体のロゴにリニューアル。直線と円弧のみで構成された文字の形態にすることで、読みやすく、視覚的にリズミカルで心地よい印象を演出。また、RISING WAVE の R と W を使い、波をモチーフにしたアイコンも制作した。

これに合わせ10月7日に東京・六本木でインフルエンサーを対象にしたイベントを実施。装い新たな「ライジングウェーブ」の香りと世界観を伝えた。

月刊『国際商業』2023年12月号掲載