牛乳石鹼共進社は、9月15~24日の10日間にわたり、「赤箱AWA-YA in YOKOHAMA」を横浜・赤レンガ倉庫にて開催。赤箱の魅力を五感で伝えるイベントを関東圏で開催するのは初となる。同社ではこれに先駆け、9月14日にメディア内覧会を実施した。

「赤箱AWA-YA in YOKOHAMA」では、横浜のシンボルの一つである赤レンガ倉庫で赤箱の世界観を再現。クラシックな雰囲気が漂う人気スポットの赤レンガ倉庫と、特徴的な赤色とレトロなデザインが人気の赤箱が融合し、来場者を赤箱の泡で包み込むような特別な空間を構築した。

会場には、「赤箱AWA-YA」の名物となっている無数の赤箱の箱の中に歴代の赤箱パッケージが紛れた「FIND OLD AKABAKO」を設置。約5万個の赤箱パッケージを使った過去最大規模で登場した。そのほか、赤箱ならではのふわふわ感が楽しめる泡立て体験や泡ハンドパック体験も提供。泡立て体験では、赤箱の泡をふわふわに仕上げる方法をスタッフが伝授。泡ハンドパック体験では、赤箱の泡立ちの良さや香り、洗い流した後のしっとり感を体感してもらった。泡ハンドパック体験をした来場者には、もれなく限定の赤箱オリジナルグッズが当たる赤箱カプセルくじを回してもらい、赤箱デザインのマスキングテープや缶バッヂなど、ここでしか入手できない赤箱の賞品を用意した。

また、2019年に福岡で開催した「赤箱AWA-YA」で登場し話題となった赤箱デザインのロンドンバス「赤箱バス」が4年ぶりに横浜で復活。赤箱仕様にフルラッピングされた真っ赤なロンドンバスが会場周辺を走行。同バスは、4日間限定で都内も走行した。

今回の「赤箱AWA-YA」でも、赤箱のデザインが施されたオリジナルグッズを販売。SNSでも話題となった「カウブランド 赤箱の香りの練り香水」や「カウブランド 赤箱 デザイン桶」など、期間限定の商品も数多く取り揃えたほか、「カウブランド赤箱×リップクリーム」が新登場した。

「赤箱AWA-YA」ではこれまでもローカルとのコラボを実施してきたが、今回は、横浜で人気のカフェ「UNI COFFEE ROASTERY」や「MILK MARCHĒ」とコラボレーション。「UNI COFFEE ROASTERY」とのコラボでは、赤箱に使われている高品質のミルクバター使用のフィナンシェやナポリタン、牛柄をイメージしたコーヒーゼリーラテを期間中に提供。「MILK MARCHĒ」とのコラボレーションでも、赤箱にも使用されている高品質なミルクバターを使用したゴーフレットを発売した。

また、横浜美術大学とのコラボでは学生による赤箱をテーマとしたアート作品を展示。学生有志22名がそれぞれの個性を生かした「赤箱AWA-YA」をイメージした制作物を遊び心のある展示で来場者を魅了した。

内覧会であいさつに立った宮崎悌二社長は以下のように語った。

「今回イベントを開催する横浜は、実は日本の固形石鹸製造発祥の地と言われています。かねてより関東にお住いの赤箱のファンの方から関東圏での開催もご要望がございましたので、今回赤レンガ倉庫で開催することとなりました。当社の赤箱の魅力を、香り、泡立ち、肌へのやさしさを五感で感じていただくとともに、歴史やこだわりの製法も学んでいただき、限定品の販売や体験型のイベント、横浜の街とコラボしたイベントもございますのでそれも体験いただくことで赤箱の魅力を皆さんにぜひ知っていただきたいと思っております。当社は企業理念として『ずっと変わらぬ やさしさを。』をキャッチフレーズとして、やさしさの連鎖が皆さんにつながるような企業活動を進めています。この赤箱アワヤがきっかけとなり、ご来場の皆さまに優しさの連鎖のきっかけとなることを願います」

月刊『国際商業』2023年11月号掲載