円安は輸出のチャンス 中国ビジネスを加速

国内にとどまらず、グローバルビジネスを拡大しているピカソ美化学研究所。同社の八木伸夫社長は「私たちが最も重視しているのは、どれだけお客さまと信頼関係を築けるかどうか。そのためには、しっかりとした研究開発と提案型ODMで、お客さまに合った価値のある売れる商品を絶えず提供していくこと」と話す。

それは中国ビジネスでも同様である。中国では、上海工場で現地メーカーの製品を製造、日本で製造した製品をメーカーを通して輸出、中国のメーカーから直接依頼を受けて日本で製造と、三つのパターンで展開。「ここ1年で全体的にかなり動きが活発になっている。特に円安は輸出にとって大きなチャンス」(八木社長)との考えのもと、一気呵成に攻めの姿勢だ。

上海工場を設立してから中国市場のニーズを迅速に把握できるようになった

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