強い使命感のもとスピード感ある商品提供を実現
ピカソ美化学研究所の新型コロナ禍の売上高は昨対比2桁増と好調だ。休業要請を受けて閉店したバラエティショップなど、店販に強い取引先とのビジネスは影響があったものの、ECを含む通販系を中心とした取引先との創意工夫で苦境を乗り切った。これに加えて、国内における感染症の本格的な拡大より早い2月の段階から取り組んだ消毒用アルコール商品が大きく寄与し、化粧品の苦戦をカバー。2〜5月の総生産個数は昨対5割増となり、国内、海外ともに工場はフル稼働が続いている。次のコロナ対策にも余念がなく、消毒や手洗いなどにより手が荒れがちな消費者の生活を鑑み、秋冬に向け指定医薬部外品の塩化ベンゼントニウムを主材とした抗菌性のハンドクリームを提案。すでに多くの受注を受けている状況だ。
ピカソ美化学研究所の強みは、時代の変化をつかみ、潜在ニーズに即した商品を考え、取引先に提案し、それを滞りなく製造することにある。それが新型コロナ禍でも余すところなく発揮されたわけだが、八木伸夫社長は次のように話す。
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