オリジナル商品の開発に向け肌箋舎との取り組みを強化

「今年春までの生産計画は決まっていたので幸いにして新型コロナ禍の影響はほとんどなかった。しかし、末端の化粧品の消費は落ちこんでいるので、お客さまが生産調整を考えるようになると7、8月は若干の苦戦は覚悟しなければならないかも知れません。ただ当社の場合、ダメージが大きいインバウンドや大手メーカーの大型受注委託生産ではなくスモールマス市場を狙っているので、他のOEMメーカーと比べると、インパクトは少ないと思う」とパラエルモサの前澤大介専務取締役は現状をこのように説明する。

とは言っても新型コロナ禍でこれまで業績を支えてきた新規取引先へのアプローチが難しくなっているのも事実。親会社の癸巳化成や化粧品の製造販売を行う肌箋舎との連携が加速。既存取引先へのウィズコロナ下での新たな提案が始まっている。

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