迅速なコロナ対策品の生産で新たな絆が生まれた

ピカソ美化学研究所ならではの価値提案が新たなステージを迎えている。同社は、既存の化粧品の受注生産に加え、日本国内で新型コロナウイルス流行の兆しが現れるよりも早い段階の2月末より指定医薬部外品の消毒用ハンドジェルの製造に着手。兵庫県内の自治体に寄贈したほか、店頭ルートのドラックストア、量販店、バラエティショップ向けだけではなく、通信販売会社での販売および取引先の顧客へのインセンティブ商品など、現在約80社から1500万本を受注。国内では神戸工場と横浜工場およびタイ・バンコク工場において24時間フル稼働で生産し、順次供給している。今後も、新型コロナ対策品のバリエーションを広げ、新たな生活様式に対応した新しい価値提案を進めていく考えだ。八木伸夫社長は次のように説明する。

「ピカソ美化学研究所はBtoBビジネスがメインですから販路を持っていませんが、幅広い流通チャネルのお得意先さまと取引があります。そうしたお客さまにお力添えいただき、当社がお得意先さまそれぞれの特徴に合わせた製品を製造。それを多くの消費者の方に提供いただくことを通じ、感染予防に貢献していきたいと考えています。そのために何とか原料や容器、アルコールを集め、製造現場から本部まで、全社員が一丸となって指定医薬部外品の消毒用ハンドジェルを生産し続けています」

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