毎年11月11日の独身の日に次ぐ、中国のビッグセール「618」は、もともと京東(JD)が始めたものだが、天猫(Tmall)、拼多多(Pindoudou)、唯品会(VIP)などの大手プラットフォームの参入が相次いだのと、2020年は新型コロナで低迷した消費を刺激するために、プラットフォーマー、政府機関などが100億円以上の販促支援を行い、例年以上に盛り上がった。
セール期間はプラットフォームによって若干の違いがある。流通総額は、6月1日から18日までの京東が前年比33%増の2692億元、5月25日から6月18日までのTmallは6982億元(前年比は非公開)。Tmallと同期間の開催だった拼多多は、注文数が前年比119%だったようだ。美容カテゴリーに強いTmallのデータを見ると、化粧品の売上トップ10は、1位ロレアル、2位ランコム、3位エスティローダー、4位オレイ、5位SK-Ⅱ、6位資生堂、7位ヘレナルビンスタイン、8位Whoo(韓国)、9位HomeFaciaPro(中国)、10位はラメールである。
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