PALTAC

ウィズコロナの生活で化粧品・医薬品が好調

PALTACの中期経営計画2年目となる2023年3月期は、売上高が前期比5.6%増、営業利益同5.6%減と増収減益。売り上げは人流増加に伴う需要拡大により、過去最高を更新。利益面は、値上げとそれによる生活者の節約志向の高まりから、小売業の特売・チラシ頻度が増加。栃木物流センターの新設に伴う影響などもあった。一方、販管費の売上比率は5.25%で、中計の重点課題の一つである配送改善の推進などにより、前年よりも0.09%改善した。

カテゴリー別にみると、すべてのカテゴリーで売り上げ増。感染拡大および人流増加に伴い、コロナ関連商材と外出関連商材の需要が拡大したことで、特に化粧品と医薬品、健康・衛生関連品がそれぞれ前年比7.8%増、14.4%増、9.9%増と大きく伸長した。業態別では、ホームセンター以外のすべてのチャネルが伸長。売り上げ構成比63.3%を占めるドラッグストアが前年比5.3%増となった他、ディスカウント、CVS、GMSが8.5%増、12.6%増、9.9%増と好調だった。

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