化粧品容器製造販売事業を展開するツバキスタイルと容器大手のグラセルが共同で設立したビューティクルは、「ボトルtoボトル」水平リサイクルプログラム開始に伴い、5月11日に佐賀工場が竣工する。

同プログラムは、使用済みのプラスチック容器を回収し、新品のボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」を中心とした取り組み。これまで飲料に使用されるペットボトルのリサイクルシステムは確立されていたが、化粧品、トイレタリー製品における同取り組みは業界で初めての試みとなる。

佐賀工場の稼働開始に伴い、より「ボトルtoボトル」の取り組みが本格化することも踏まえ、「ボトルtoボトルに関する意識調査」を実施した。調査の結果、「ボトルtoボトル」というリサイクル方法に関して認知している人はほぼ半数。約7割が賛同し、特に女性の賛同度が高かった。「ボトルtoボトル」を利用した商品の購入意向は、分類別に見るとトイレタリー用品(化粧品・ヘアケア・日用品)の購入意欲が高いのがわかった。