中国市場のビッグセールで、毎年3月8日の国際女性デーに合わせて行う「婦人節」。ECプラットフォームの先駆者である天猫(Tモール)において、化粧品ブランドの苦戦が鮮明になった。それは日本だけでなく欧米も同じ傾向で、多くのブランドが天猫離れを模索しそうだ。

中国EC企業によると、23年「婦人節」における天猫の主要ブランド流通総額(GMV)は、エスティローダーが前年比43%減、ランコムが23%減、ラ・メールが47%減、キールズが54%減、ソルファス(韓国ブランド)が63%減、シャネル17%減など、あらゆるブランドが軒並み大幅減。日本勢もSHISEIDO、アネッサ、エリクシール、イプサ、アリィー、DHC、アクシージアなど総崩れだった。

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