W11と対をなす夏の618。中国市場の現状を示す今年の商戦も盛況だった。中国の調査会社Syntunの調査によれば、6月1~18日の期間中、主要なプラットフォームのGMV(流通取引総額)は4573億元で前年同期比43.78%増。前年の同数値からは約20ポイント上昇し、2020年の伸長率と同程度まで回復していることがわかる。

プラットフォームの順位をみれば、トップが天猫、続いて京東、拼多多。ただ、唯一GMVを公表している京東の伸び率が著しく鈍化しており、いまだコロナ下の物流の混乱が色濃く残っているともみえる。一方の天猫はGMVを公表せず、「この3年以内に天猫や天猫国際などのアリババのECプラットフォームに参入した400以上の新ブランドの618期間中のGMV成長率は、前年比で100%を超えました」との言葉に留まった。

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