日本化粧品工業会(粧工会)が、4月1日、日本化粧品工業連合会、東京化粧品工業会、中部化粧品工業会および西日本化粧品工業会の統合により設立された。今後、化粧品産業の健全な発展を目指して活動していく。

粧工会設立の目的は、工業会組織をオールジャパン体制に再編強化すること。ポストコロナ社会を見すえて、化粧品産業の新たな課題に果敢に取り組み、新時代の化粧品産業への変革を推進するため、粧工会は以下の活動を積極的に展開していく。会員社数は、正会員1273社、原料部会員32社、賛助会員256社となる。

①日本の化粧品産業のグローバル競争力を強化するため、化粧品の品質・信頼性の向上、市場・ライフスタイルの変化等の把握、海外各地域の化粧品工業会との交流を通じた海外規制動向の把握、規制当局への働きかけ等を一層進めるとともに、世界共通課題である地球環境・サステナビリティへの貢献のための活動を強化する。

②会員の意見・要望に真摯に向き合い業界全体の健全な発展に貢献するため、全国の化粧品製造販売業者等に対して研修・教育を受ける機会を公平に提供する等、きめ細やかな会員サービスを拡充する。

主な事業内容は以下の通り。

(1)化粧品及び医薬部外品(以下、化粧品等という)に関する調査・研究、対策の企画・推進

(2)化粧品等に関する業界自主基準の制定、標準規格策定等への参画

(3)海外業界団体等との情報交換

(4)消費者への普及・啓発

(5)化粧品等に関する研修会、セミナー等の開催

役員等は下記別表参照。

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