マンダムは3月10日、東京・神田にある男子校、正則学園高校で「身だしなみから考えるジェントルマン」と題して特別授業を行った。スキンケアとヘアスタイリングの実践は大盛り上がり。熱気に包まれた会場で、楽しみながら、身だしなみの大切さを学んだ。
授業の冒頭ではマンダムの社員が、おしゃれとマナーの違いや、人の印象で清潔感が重要であることを説明。「互いに気持ちよく過ごすためには、配慮や敬意のある身だしなみが大切です。肌を整えること、髪型を整えることは、清潔感に結びつく大切な要素です」と伝え、洗顔と保湿の仕方をレクチャーした。
スキンケアの実践では、学生たちが緊張した面持ちで化粧水を手に取り、顔になじませる様子がみられた。続いてヘアスタイリングに挑戦。ヘアワックスを使って髪型を整えていくと、学生たちの表情がみるみるうちに明るくなった。学生同士でスタイリングし合う場面もあちこちでみられ、会場は盛り上がりをみせた。
質疑応答では学生たちが積極的に質問。「ワックスが難しかった。どうすれば簡単にできますか?」という質問には、「ワックスでよく失敗するのは、つけ過ぎです。ポイントは少しずつつけること。ちゃんと手のひらになじませると、髪の毛に均一にムラなくつきます」と回答。「流行している韓国風の髪型にするにはどうすればよいですか?」という質問には、「韓国風のマッシュ系の髪型はドライが重要で、一気に乾かすことがポイントです」などの秘訣を伝えた。
授業を終えた学生からは「いつもと違う印象の自分になった」「ワックスは難しかったが、社会人になるまでに上手くなりたい」「身だしなみの大切さを実感した」と好評だった。
正則学園高校は紳士に育ってほしいという思いで、ジェントルマン教育に取り組んでいる。小嶋徹議教諭は「私たちが教えられないことを、最前線で働く熱意あるマンダムの方々に教えていただきました。学生たちも身だしなみへの意識が変わったと思います」と、マンダムへの謝意と学生の意識変化への期待を語った。
月刊『国際商業』2023年05月号掲載