新日本製薬は、20~30代の肌悩みにフォーカスしたスキンケアブランド「パーフェクトワンフォーカス」について、2023年2月13日から中国市場におけるブランドアンバサダーに、日本のバーチャルヒューマン「Ria」を起用。中国市場で日本企業が日本のバーチャルヒューマンを起用するのは初の取り組みとなる。

これは、中国の消費者のトレンドを捉えたもの。中国ではZ世代を中心に、メタバースやバーチャルヒューマンへの関心が高まっており、「Ria」はその人気をけん引する1人だ。女性の活躍をグローバルに応援しているスキンケアブランド「パーフェクトワンフォーカス」は、「Ria」の明るく活発なキャラクターに共感し、今回の起用によってさらなる認知拡大、そして多くの女性に元気を与えるというブランドメッセージを発信していく。

バーチャルヒューマン「Ria」は、19年4月にバーチャルヒューマンの制作・プロデュースを行う株式会社Awwのバーチャルモデルとしてデビュー。独特な世界観とミステリアスな雰囲気がアジア諸国にて支持されている。緑髪にイメージチェンジをした後には同じくバーチャルモデルの「imma」の弟「Zinn」との交際を発表。2022年にはミスiD2022で新しいヒロイン賞・ViVi賞を受賞し、今後のモデル活動に注目が集まっている。

「パーフェクトワンフォーカス」は、2023年1月から中国市場に本格進出し、ブランドのターゲットとする若年層の活用が多いSNSのWeibo(微博、ウェイボー)、RED(小紅書)、Douyin(抖音)に公式アカウントを開設している。また、同月にはアリババグループ傘下の越境ECプラットフォームTmall Global(天猫国際)に旗艦店をオープン。これらのプラットフォームにおいて2023年2月から4月の間、さらなる認知拡大や話題拡散を目的とする「Ria」を起用したプロモーションを、EC店舗運営支援や中国圏に特化したデジタルマーケティング事業を展開する株式会社unbotとともに実施する予定だ。