SDGs対応の商品を選ぶ人が増加

コロナを機に、台湾人の美容習慣は変わり始めている。もともと素の美しさを重視する傾向が強いため、スキンケアやボディケア、ヘアケアなどへの関心が高く、逆に素肌を隠すメイクの使用率は低い。この傾向にコロナは拍車をかけた。台湾のデータ分析会社「CMRI美妝行銷總研」が示す生活者の化粧品に関する関心度調査によると、2022年のメイク関心度は、前年の12.59%から11.66%へと低下。逆にボディケアやヘアケア、アロマ・香水といったカテゴリーの関心度は上昇している。

具体的には、フェイスケアでは、目もと専用のスペシャルケア品への関心度がアップ。コロナ前は顔用のスキンケア品で目もとも手入れしていたが、より部位にこだわる丁寧なケアを欲している。ボディケアでは入浴剤、そしてアロマ・香水が注目されるのは、「コロナ以降、生活者が癒しを求めている」(CMRIの顏維逸總監)からで、香り系商材はビジネスチャンスを迎えている。

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