トレーサビリティを確保したボトルtoボトルの取り組みがスタート
容器メーカーのツバキスタイルが、化粧品・トイレタリー業界に容器リサイクルの新しい風を吹き込もうとしている。2021年に容器のファブレスメーカーグラセルと共同出資で設立したBEAUTYCLE(ビューティクル)が中心となってボトルtoボトルの水平リサイクルに挑戦。23年4月をめどに、佐賀県神埼市に2階建てのリサイクル工場が稼働し、新しい循環型リサイクルシステムがスタートする。
ビューティクルが目指す水平リサイクルとは使用済みの「A」というプラスチック容器を回収し、新品の「A」という容器へよみがえらせるシステム。店頭回収ボックスから回収した容器を、工場内で材質や色ごとに振り分けた後、洗浄、粉砕、ペレット化(原料化)の工程を経て容器として再生される。
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