新日本製薬は、スキンケアブランド「パーフェクトワン」から、ブランド初となるセラムタイプのオールインワン「薬用リンクルストレッチセラム」(90ミリリットル・7150円)を12月15日に発売する。それに伴い、11月16日に新製品発表会を開催した。

ブランド初となるセラムタイプのオールインワン「薬用リンクルストレッチセラム」

当日は、アンバサダーとしてタレントの藤本美貴、KOLとして美容皮膚科医の宇井千穂氏が登壇。そして新日本製薬の後藤孝洋社長自らが新製品のコンセプトや成分、効能について紹介した。「パーフェクトワン」の「オールインワン美容液ジェルシリーズ」は、累計販売実績7777万個を突破し、オールインワンスキンケア市場国内売上高No.1を獲得しているブランド。


藤本美貴

美容皮膚科医の宇井千穂氏


新日本製薬 後藤孝洋社長

今回発売する「薬用リンクルストレッチセラム」の最大の特徴は、オールインワンセラムとしては日本で唯一、2種の有効成分、ビタミンPPとプロビタミンB5を配合したこと。KOLの宇井氏は、「ビタミンPPとプロビタミンB5、この2種のビタミンが使われると聞き、驚きました。なぜならいま美容皮膚科会で一番、注目されているビタミンの二つだからです」と説明。有効成分のビタミンPPがコラーゲン産生を促進し、皮膚の奥の真皮からできる真皮ジワを改善するだけでなく、メラニンの生成を抑え、美白ケアも叶える。さらに、有効成分のプロビタミンB5は、肌荒れ予防にアプローチする。

二つ目の特徴が、2種類の浸透技術を採用したこと。浸透を促進する成分と肌なじみを促進するモイストスプラッシュ処方を採用し、有効成分を肌のすみずみまで素早く届ける。さらに、ビタミンと紫根エキスをナノ化したナノカプセルビタシコンや複合型コラーゲンなども配合。加えて、容器の使いやすさにもこだわり、プッシュ式ボトルを採用することで、より簡単なお手入れを叶える。

後藤社長は、発表会でリンクルストレッチセラムを発売した背景を次のように語っている。

「今回、オールインワンスキンケア市場でのさらなるシェア拡大を図るとともに、シンプルスキンケアの魅力をより多くの人に伝えるため、シンプルスキンケアの選択肢の一つとしてセラムタイプのオールインワンの開発に取り組みました。これからも当社のパーパスである『美と健康の〝新しい〟で、笑顔あふれる毎日をつくる。』のもと、お客さまに幸せや感動に満ちた笑顔あふれる毎日を過ごしていただくための商品を開発してまいります」

オールインワン市場でさらなるシェア拡大を図る

月刊『国際商業』2024年01月号掲載