資生堂は、最新技術・技術開発の結果を発表する「資生堂イノベーションカンファレンス 2022~知と体験の融合~」を、2022年10月20日に渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホールAで開催。資生堂R&Dビジョンである「ⅮYNAMIC HARMONY」の理念の元、「知と体験の融合」をコンセプトに、資生堂の革新的なイノベーションを紹介した。
オープニングには、岡部義昭資生堂エグゼクティブオフィサー 常務 チーフブランドイノベーションオフィサー チーフテクノロジーオフィサーが昨年より新たに研究ビジョンを掲げ、より加速させてきた技術革新の成果と、150周年を迎えた資生堂が目指すR&D領域の進化・展望について発表。
続いて、化粧品業界最大の国際学術大会、前人未到の4大会連続最優秀賞の受賞を記録した江連智暢みらい開発研究所フェローが、たるみに抗う「抗重力テクノロジー」の最新知見を発表。併せて、みらい開発研究所研究員の堀場聡氏が最先端の老化研究、コラーゲン代謝に関わる「マクロファージ」研究についてのプレゼンテーションを実施、最後に、同研究員の遠山麻衣氏が資生堂のサステナブル戦略を支える革新的な新容器の技術開発・取り組みを紹介した。
同発表会では、イノベーションの革新性への理解を深めるために、実際に新技術を体験できる展示ブースも設置。プレゼンテーション(知)と展示ブース(体験)の融合で、資生堂が生み出すビューティーイノベーションを体験した。★
詳細は月刊『国際商業』2022年12月号に掲載