花王は10月1日から、紙おむつ「メリーズ」のサブスクリプション、「教育コンテンツ」「保育園内衛生環境づくり」を提供するサービス「Kao すまいる登園」を山形県酒田市、愛知県常滑市の公立保育園に導入する。公立の保育施設に「Kao すまいる登園」導入は初となる。

花王は「メリーズ」事業を通じ、赤ちゃん、子どもたちの健やかな成長を願い、さまざまな取り組みを進めている。今年4月から、子育て支援・保育施設サポート事業を行うBABY JOB(ベビージョブ)と協働で、紙おむつサブスクリプションを中心とした、子育てサポートサービス「Kao すまいる登園」を提案してきた。

保護者からは「毎日おむつに記名しなくて良いのは助かる」「持参する荷物が減り、楽になった」、保育施設からは「履かせ間違いを気にしなくてよくなり、保育に集中できる」といった声が届いている。

これまでは私立の保育施設を中心に展開してきたが、より多くの子育て世帯をサポートしたいと考え、公立保育施設での導入に向けた提案を開始。そして今回、酒田市、常滑市において、子育てサポートへの思いが合致し、実証実験を経て本格導入につながった。

花王は、今後も市区町村との取り組みを進め、地域の子育てしやすい環境づくりにつながるような提案を行なっていく考えだ。