社会課題の解決に貢献していく

資生堂の大人世代向けトータルビューティーブランド「プリオール」の第二章が幕を開けた。2015年のブランド誕生以来、「大人の七難に」を合言葉に、一貫した価値訴求を実施。21年の認知率は15年比51ポイント増の63%。ユーザー数は169万人に達し、特に60代以上からは競合ブランドを圧倒する支持を得ている。とはいえ、大人世代の価値観は多様かつ複雑になっている。例えば、人生100年時代と言われるようになり、もっと人生を楽しみたいと思う半面、今後の人生に不安を抱く場面も多い。資生堂の調査(n=1500)によると、大人世代の約4人に1人が「コロナ以前よりも幸福度が下がった」と答えている。大人世代の気持ちに寄り添うことで右肩上がりに成長してきたプリオールだからこそ、提供価値を磨き直す決断を下したのである。

新たなコンセプトは「大人の七難 ピースでいこう」。資生堂が今を生きる大人世代のインサイトを紐解くと、「つやっと輝く」「笑顔」「チャレンジ」「美ラク」「もっと」「わいわい」「満たされる」という「7つのピース」を望んでいることがわかった。「大人の七難(凹凸、影、色、乾く、下がる、見えにくい、おっくう)」の先にあるお客の気持ちに応えることで、プリオールは、一段と大人世代に不可欠な存在になる。資生堂ジャパン スキンケアマーケティング部 プリオールグループの畠山真紀 ブランドマネージャーは「自分らしく前向きに暮らせていない大人世代の方が少なくないのは、大きな社会課題だと捉えています。その解決に向けて、プリオールはコミュニケーション、商品、体験の全てを進化させます」と意気込んでいる。

資生堂ジャパン スキンケアマーケティング部
プリオールグループ 畠山真紀 ブランドマネージャー

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