オルビスは7月20日、パーソナライズ香水ブランド「リベルタパフューム」を運営するScentopia(セントピア:東京都目黒区)と業務提携すると発表。今秋に、新ブランド「HELENUS(ヘレナス)」をローンチし、オルビスの肌知見と、セントピアのフレグランス知見を生かした、自分自身の持つ香り「スキンセント」の可能性を引き出す、新たな価値観を持った商品を発表する予定だ。
かつて「香水砂漠」と呼ばれた日本の市場だが、近年では国内外のブランドが多く台頭し、幅広い年代のユーザーが香り製品を購入するようになった。グローバルシェアではまだ1%にも満たない市場ではあるものの、成長の兆しを見せて右肩成長を遂げている。また同時に、柔軟剤やシャンプーなどの日用品を香りで選択して購入するという消費行動も増えている。
そのような市場の隆盛の中で、香りを専門とするセントピアが提唱する「嗅覚の可能性を広げ、一人一人の世界を、もっと豊かに。」というビジョンに共感し、オルビスの肌知見を掛け合わせることで、「香り」が持つ可能性を最大限活用する、新たな価値創造・業務提携が実現した。
自分自身の「香り」をその人が持つ個性としてポジティブに捉え、マスキングするのではなく、逆にその可能性を最大限に引き出すことで、自分を知り・自分と向き合い・自分らしいスタイルを提案していく。