オルビスのブランディング改革の集大成だ。7月17日、東京・表参道に同社初の旗艦店「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」がオープンした。小林琢磨社長は次のように言う。「昨今、女性を応援する文脈は多い。だが、もっと輝いてほしいというなら、頑張っている人に、もっと頑張ろうというより、女性が自分らしく、心地よい空間を提供することが必要だ」。

小林琢磨社長

オルビスは18年10月にリブランディングを開始。アンチエイジングとは逆の価値観として、人が持つ本来の力を引き出すことを大事にするコンセプト「スマートエイジング」とブランドメッセージ「ここちを美しく。」を掲げ、コーポレートロゴ、商品などを刷新してきた。このコンセプトを体験する場が、今回の旗艦店。体験特化型の施設は、オルビスにとって初の試みだ。

ブランド価値を体験する場を使って、オルビスのリブランディングは次のステージに入る

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