Z世代のアイビューティーに関するニーズがコロナ禍を経て変化している。コロナそのものも変化を促したが、新たなメニューの登場も後押しとなっている。アプローチが難しい世代といわれているが、コロナでその嗜好性はさまざまなカテゴリーで浮き彫りになっている。改めてZ世代像をしっかりととらえることが美容サロンの将来のチャンスの芽をつかむことになりそうだ。
新たなニーズの登場で人気メニューが逆転
まず、全年代の商品トレンドとしてメイクアイテムの購入ランキングをコロナ前の2019年、コロナが拡大した20年、コロナ禍中の21年の3年間の経年で見ると、「ファンデーション」の1位は変動がありませんでしたが、「口紅・グロス」がマスク着用常態化で順位を落としており、21年に至っては8位まで下がっています。その一方で「アイブロウ」「アイシャドウ」「アイライナー」「マスカラ」といった眉目類が上昇しており、メイクアイテムの中で相対的に優先順位が高まっています。
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