ホットペッパービューティーアカデミーは、全国20万人以上の都市在住者のうち、15〜69歳の男女1万3200人を対象に「美容医療の利用」「美容意識と購買行動」に関する実態調査を実施。その結果をもとに「美容センサス2020下期」として公表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により変化を余儀なくされた2020年の生活者の美容行動を見つめると、改めて美容サロンにとってのチャンスも浮かび上がってくる。そのチャンスは提案次第でより広がっていきそうだ。
メイクアップアイテム購入率で男女に大きな差異
まず、新型コロナウイルス感染拡大に伴い外出自粛要請が発令された2020年4月前後で女性のメイクおよびスキンケアの頻度・時間の変化を聞くと、スキンケアにおいては「変わらない」との回答が65.0%と多く挙がっている一方で、メイクでは「減った」と回答した方が43.5%と、「変わらない」の38.6%を上回る結果でした。減った理由を聞くと、「マスクで顔が隠れるようになったから」が66.0%と最も多く、次いで「直接人と会う機会が減ったから」が57.4%と、これらが大きな要因になっていると感じます。
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