常盤薬品工業は、「なめらか本舗」の保湿ラインを2022年2月8日にリニューアル。それに合わせて新製品オンライン発表会を11月30日に実施した。

リニューアルの最大のポイントは、オリジナルの成分である九州産丸大豆「ふくゆたか」由来の純度の高いイソフラボンを新たに配合したこと。世界新開発の高純度豆乳イソフラボンと豆乳発酵液のダブル配合で機能性を強化している。これまでは豆乳発酵液の中にイソフラボンが含まれていたが豆乳イソフラボンという成分名称はなかった。ユーザーにもっとなめらか本舗の持つ美肌力を感じてもらいたいとの思いから純度の高い豆乳イソフラボンを開発。化粧品原料として世界で初めて国際化粧品表示名称を取得している。

発表会ではブランド概要のほか、新製品の商品概要、特徴について説明があった。

開発担当の石川博文氏が、なめらか本舗の開発に関するこだわりについて説明。豆乳の原料である大豆には、同ブランドのキー成分であるイソフラボンの含有量が品種により異なることが判明。日本全国から集めた55種類の大豆からイソフラボンの配合量が高い品種を選定し、美白ラインには北海道産ゆきぴりか、保湿・ハリツヤラインには九州産のふくゆたか、エイジングケアラインには滋賀県産のたまほまれ、と三つの大豆からとれるイソフラボンを配合していることを説明した。

さらに、中身の進化に合わせパッケージも進化する。〝豆乳ホワイト〟をテーマに、より洗練されたデザインに刷新。豆乳の滑らかさや白さ、ピュアで高純度な印象を感じてもらえるシンプルな仕上がりにしているのに加え、環境に配慮した植物由来の原料配合のインキを採用している。「できるところから環境に配慮した容器資材の選定を行っています」(デザイン担当の飯村江梨子氏)。

商品企画担当の山下真由子氏は、「研究を重ねてようやく実現できた成果をお伝えできることに喜びと期待を感じている」と語った。

イメージキャラクターを務める指原莉乃が「肌のためには保湿が大事と実感。より進化した保湿ラインを楽しみにしています」とコメントを寄せた。

リニューアル発売する商品は以下の通り。

「サナ なめらか本舗 クレンジング洗顔 NC」「同 しっとりクレンジング洗顔 NC」(各150グラム・770円)、「同 化粧水 NC」(200ミリリットル・990円、詰め替え用180ミリリットル・825円)、「同 しっとり化粧水 NC」 (200ミリリットル・990円、詰め替え用180ミリリットル・825円)、「同 とってもしっとり化粧水 NC」(200ミリリットル・990円、詰め替え用180ミリリットル・825円)、「同 乳液 NC」(150ミリリットル・990円、詰め替え用130ミリリットル・825円)、「同 クリーム NC」(50グラム・1045円)。