ファンケルは10月20日、“睡眠の質を高める”“起床時の疲労感を軽減する”というダブルの機能を持つ機能性表示食品「睡眠&疲労感ケア」(120粒・3240円)を通信販売と直営店舗でする。
同商品には、キリンホールディングスの子会社である協和発酵バイオが開発した「L-オルニチン」と、クチナシの果実などに含まれる「クロセチン」が配合されている。“睡眠の質の向上”と“起床時の疲労感の軽減”の両方にアプローチするサプリメントでより良い気分の目覚めへと導く。仕事や家事など日々忙しく、疲労感を感じている30代から50代のをターゲットとしている。
ファンケルが2020年10月に約1万6000人を対象に行った「疲れに関する調査」によると、85%の人が「疲労感」を感じていると回答しているという。このうち、600人を対象に、さらに調査を行ったところ、90%の人が週2、3日以上疲労感を感じていることがわかった。
疲労感を感じる生活シーンの1位は「起床時」の57.7%で、朝起きた時から疲れを感じている人が多い。一方で、疲労感を感じているにもかかわらず、改善に向けて対処している人は半分にも満たない。コロナ禍では政府から在宅ワークが強く奨励されており、運動不足による睡眠の質の悪化も懸念されている。そこで睡眠の質を高め、起床時の疲労感を軽減させる機能性表示食品「睡眠&疲労感ケア」を開発するに至った。