2021年5月12日、さまざまなブランドのフレグランスを手掛けている世界的調香師フランシス・クルジャン氏が創業した「メゾン フランシス クルジャン」から、新しいフレグランスコレクション「コローニュ フォルテ」が発売された。

メゾンが生み出す香りのワードローブを新たに彩るのは、光が呼び起こす感覚を通じて「爽やかさ」を伝えるオードパルファム3種。夏を迎えるこれからの季節にぴったりの、コロンのような爽やかさと儚さを併せ持ち、香りが長時間持続する、ジェンダーニュートラルなフレグランスだ。

パフューマリーにおける伝統の頼もしい擁護者であるフランシス・クルジャン氏は、何よりもまず自由闊達な創造力の持ち主であり、さまざまな意味で先駆者でもある。彼は作品を通して、調香師の仕事に対する現代的ビジョンや解釈を表現し、きわめて モダンなフレグランスを生み出し続けてきた。

そんな彼は、共同創立者兼CEOであるマーク・ チャヤ氏と共に2009年にメゾンを立ち上げたのち、オーデコロンの精神を蘇らせ、 独自の再解釈を施し、あらゆる人と時のための爽やかな香りの雫、「アクア ユニヴェルサリス」を誕生させた。以来、この伝説は生き続け、アクア ヴィタエ、アクア セレスティアという二つの香りのシルエットが加わることで、さらに豊かになっている。

そして今回、フランシス・クルジャン氏がこの物語の続きとして発表したのが、アクア フレグランスの三つの新バージョンが織りなす「コローニュ フォルテ」コレクション。新たなフレグランスが表現する爽やかさは、伝統的なオーデコロンの基本的香料であるベルガモットを主軸とし、当初のインスピレーションを歪めることなく、異なる成分やアコードによって調整することで生まれた逸品。 この爽やかさこそ、メゾンの香りのワードローブを彩る新たな今回の作品の主役となっている。 フランシス・クルジャン氏が考えるコローニュ フォルテ コレクションのテーマは、 光が呼び起こす感覚を通じて爽やかさを伝えることだ。

製品ラインアップは、純白の概念のどこまでも 新鮮な空気、香りを超えた清らかな感覚をとらえるムスキー シトラスの香り「アクア ユニヴェルサリス コローニュ フォルテ オードパルファム」(70ミリリットル・2万7060円)、さんさんと輝く太陽に照らされた花々の間を、一陣の熱気が吹き抜ける光景を象徴するフローラルシトラスの「アクア ヴィタエ コローニュ フォルテ オードパルファム」(70ミリリットル・2万7060円)、海と空の青が混じり合う、非日常へといざなう水平線を想起させるフルーティ シトラスの香り「アクア セレスティア コローニュ フォルテ オードパルファム」(70ミリリットル・2万7060円)の三つだ。