電子台帳導入でワンツーワンマーケティングに挑戦

「ウエルシア薬局がなくては本当に困る、と地域の人に言ってもらえるような店づくりを目指す」(畑和彦取締役商品本部長)。それは化粧品でも同じだ。ウエルシアホールディングス(HD)は化粧品販売の生命線をカウンセリング力に置いている。ロイヤルカスタマーと化粧品担当の結び付きで、お互いなくてはならない存在として信頼関係を構築するものだ。それがコロナ禍で様相が一変。これまでのようにお客の肌に触れるタッチアップが困難になり、新しい生活様式に対応したカウンセリングのあり方の模索が進んでいる。

「コロナ禍でマスク着用の生活が当分続くことを前提に考えると、デジタルをうまく活用したフェースツーフェースの接客は不可欠になっている」(畑商品本部長)

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