出席者
佐藤和佳子 三菱UFJモルガン・スタンレー証券インベストメントリサーチ部産業・企業リサーチ課 シニアアナリスト
大花裕司 岡三証券企業調査部第一グループヘルスケア、トイレタリー・化粧品担当セクターアナリスト
角田律子 JPモルガン証券株式調査部 シニアアナリストマネジングディレクター
資生堂は組織的なコストの見直しが課題に
――2020年は新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。収束の糸口がつかめないなか、まだまだ我慢の時が続きそうです。コロナが化粧品市場に与えたインパクトをどのように分析していますか。
佐藤 訪日外国人が来なくなりインバウンドがなくなってしまうと、こんなに利益が減ってしまのかと気付かされた1年でした。もちろん日本人の需要自体も減少したというのもありますが、やはり過去の不況期と違うのは、マスクやリモートワークなど人々の生活様式が大きく変わってしまったことです。これは初めての経験なので、どれくらいのペースで化粧品市場が回復するのか興味深く見守っていきたいなと思っています。
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