ユニ・チャームは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い需要が高まるウェットティッシュにおいて、環境に配慮した植物(サトウキビ)由来の原料を容器の底フタに使用した「シルコット ノンアルコール除菌 ウェットティッシュ」(45枚入・オープン価格)を3月23日に西日本限定で発売する。「シルコット ウィットティシュ」の容器に植物由来原料を使用するのは今回が初となる。なお、容器のデザインには、幅広い層に人気のキャラクター“ムーミン”を採用した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、ウェットティッシュの市場規模は、2019年と比較して2倍以上に拡大。それに伴い、ユニ・チャームでは24時間体制での増産を継続している。また、同社は20年に中長期ESG目標「Kyo-sei Life Vision 2030」を策定し、重要な取り組みテーマの一つに、地球の健康を守る・支える「環境配慮型商品の開発」を設定した。

そこで今回、ウェットティッシュで初めて環境配慮型商品として、本体容器の底フタに植物由来の原料を用いることで、石油資源の節約とCO2 排出量の削減によって環境負荷の軽減を目指す。さらに、長引くコロナ環境下において、少しでもストレスなく身の回りをキレイに過ごしてもらいたいという考えから、幅広い層に人気のムーミンを容器のデザインに採用するに至った。