――SCおのだサンパーク(山陽小野田市)内のラ・セサミおのだ店は10月28日にリニューアルオープン。39坪から87坪への増床に踏み切った理由は何でしょうか。

金原 私どもは山口県内に4店舗を展開していますが、以前から拡大戦略を進めています。県内で圧倒的な存在感を持つ化粧品専門店にならなければ、今後は小売業として機能しないと考えているからです。拡大戦略は、売り場、ブランド数、商圏、客層、売上高の五つを広げるものです。その集大成がラ・セサミおのだ店の改装です。県内で初めてオルビスの売り場を設けたほか、本店(山口市)に続きジルスチュアートをフルラインで導入。ポール&ジョーも、再導入という形で県内唯一の売り場をつくりました。また、10代にアプローチするために韓国コスメを導入し、ジョンマスターオーガニックやポールスチュアート、オルビスなどでメンズ市場の開拓にも挑みます。改装費は1億円超になりましたが、企業の成長の主役であるスタッフのモチベーションが高まっており、「ラ・セサミおのだ店を中四国トップ、全国1位を目指せる店舗にする」という目標に向けての手応えがあります。ラ・セサミおのだ店の年間売上高は5年間で倍増を狙います。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン