――光広が運営するヒロセヤは、路面店、SC店、アットコスメとのコラボ店、GMSとの協業店の4業態を展開していますが、その理由は。

広瀬 一昔前、同一商圏内に複数の専門店があり、地域のお客さまが気軽に化粧品を買っていた。しかし、今その役割はドラッグストアが担っています。また、2013年に家業に戻ったとき、専門店の存在を知る同級生は少なかった。専門店の売上構成比の7割はスキンケアで、若年層を取り込むことが苦手な業態でもある。女性を美しくするという専門店の役割は果たせていないのでは、と危機感を持ったんです。そこでドラッグとの差別性がある個性的な業態を開発し、カニバリを起こさないように配置することで、専門店としての競争力を高めていきました。

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