ラ・プレリーでは、スイス、サイエンス、アートとカルチャーという三つの重点部分を尊重した企業としての社会的取り組みの一環として、スイスのバイエラー財団美術館とのコラボレーションを展開している。今回、2年間のアートパートナーシップ契約における独占的後援者として、2020年よりピエト・モンドリアンの最高傑4作品の保存修復プロジェクトへの支援を開始した。

バイエラー財団では、20世紀の巨匠であるピエト・モンドリアンの絵画コレクションを所蔵しており、コレクションは初期の作品から晩年の最高傑作に至るまで、スイスで最も広範囲に及んでいる。

2017年、ラ ・プレリーは芸術的表現を追求する取り組みの一環として、スイスのバーゼル、香港、マイアミビーチの3カ所で毎年開催される世界最大級の現代アートフェア 、 アート・バーゼルとパートナーシップを結んだ。ブランドの世界観をクリエイティブに表現するため、新進気鋭のアーティストに時間のプリズムをテーマにした作品を委託し、それぞれの会場で発表している。

こうした取り組みについて 、ラ・プレリーのCMO グレッグ・プロドロミデス氏は、次のように述べている。

「私たちは、アートと文化に関与し、貢献する機会を広げていますが、今回の新たな取り組みは、その継続性と意味合いを高める好事例となるでしょう」

そして今回、ラ・プレリーは、世界有数の美術館であるバイエラー財団とパートナー契約を結び、象徴的な 四つのアート作品の保存修復支援を始動させた。これは、企業としての社会的責任の一環であり、未来に向けてアートと文化に貢献していく、ラ ・プレリーの新たな一章の始まりとなる。

「スイスの企業として、スイスで最も優れた文化施設の一つを支援できることをこの上なく誇りに思っています。バイエラー財団と私たちラ ・プレリーには、スイスのアートを世界に広めるという共通の価値観と目的があります。過ぎていく時間の中で象徴的作品を保存修復していくプロジェクトを支援することは、このコラボレーションにいっそう高次元の意義をもたらすでしょう」(プロドロミデスCMO)

また、ラ・プレリーとのパートナーシップについて、バイエラー財団のマネージングディレクター、ウルリケ・エルプスレー氏は次のように述べている。

「このパートナーシップは、新たな取り組みのきっかけとなり、クリエイティブな意見交換の機会をもたらすことになるでしょう。ラ ・プレリーとバイエラー財団は、今回の支援を通して、ピエト・モンドリアン保存修復プロジェクトに加わり、アート作品の保存修復の重要性を強調していきます。最高品質の実現を目指すのは、バイエラー財団の DNA の一部です 。 私たちは常に完璧を目指しています 。 そしてラ・プレリーも同じようにブランドとして完璧を求めているのです」